モバイル通信の速度制限はユーザーにとってメリットの方が多い

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使い放題って書いてあるのに、速度制限があるって聞いてないよって、思うユーザーさんもいるとは思います。まぁ、確かにね、使い放題と速度制限って、まったく反対の概念ですよね。

 

ちょっと毛色は違いますが、こんな話があります。

僕が以前働いていた会社で、提供していたメールサーバーサービスのこと。そのサービスでは、メールスプール容量は無制限、メール1通あたりの容量も特に制限を設けておらず、お客さんは喜んで使ってくれてたんですね。使いやすいって。

 

しかーし、時代は移り変わりブロードバンド全盛となって、(今では当たり前ですが)10MB・20MBを超えるファイル付きのメールをばんばん送るユーザーが出始めます。そのため、それまではメールアカウント毎のスプール量は多くて100MBいってなかったのが、GBクラス貯めこむユーザーまで。

「大部分」のユーザーはそうでもなかったんですが、そういうユーザーが一握りでもいるとサーバーには大きなインパクトになってしまいます。結果、多くのユーザーにはありがられていたサービスだったのにも関わらず、終了することになったしまいました…

まぁ、時代の流れを読めなかったウチの会社が悪いんですけれどもね…。

 

ただ、インターネットの世界にはそういうことが往々にしてある気がします。たとえば公園って「誰でも自由に使っていいよ」って場所ですが、「自由に」っていう部分だけ切り取って、大音量のBGMかけ始めてバーベキュー始める人がいたら? 迷惑って思いますよね。

つまり速度制限も同じことなんです。サービスの提供主からすると、公園で大音量のBGM駆け出すくらい想定外の利用をするユーザーが一部いるわけです。その他のユーザーにとっては「実質」使い放題同然に使えてるにも関わらず、ほんのごく一部ユーザーのために、サービスに支障をきたすっていうね。

モバイル通信のサービスに関しても、一部ユーザーの利用だけで、広く設けているはずの帯域がいっぱいになって使えなくなったら? そこで速度制限を設けて、帯域がいっぱいになってしまわないようにするわけですね。

 

なので「速度制限があるか、ないか」で使い放題のモバイル通信サービスの良し悪しを決めるんでなく、(だって絶対ないもん、あっても速度がめちゃ遅いとか…)、ユーザーに支障をきたさないようなどういうルールがあって、それを理解させられるかってところですね。重要なのは。その点、WiMAX2+は3日間で10GBのデータ通信量を使った場合に、8時間程度だけ速度が概ね1Mbpsになるって、かなり良心的だと思いますよ。自分の使っているサービスながら。

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